塗料はとにかく種類が多くて、どれを選べばよいか迷います
塗る場所や素材に適した塗料を選択して、それから自分好みの色を選ぶと良いかと思います
塗料の目的をまとめてみましたので、塗料選びに役立ててください
これからDIYを始める方に読んで頂けると嬉しいです
塗料のおもな分類
一般的に水性塗料と油性塗料があります
水性は「水」、油性は「ペイントうすめ液」が使用されています
※水性といっても塗装が落ちやすい訳ではありません
水性塗料
においが少なく後片付けは水洗いですみ、DIYには扱いやすい塗料です
特徴
- においが少ない
- 乾燥時間が短い
- 水で希釈できる
- 油性塗料と比べ扱いが簡単
- ハケが再利用しやすい(水で洗える)
おもな用途
- 屋内で使う木製作品の塗装
- 屋内の壁、床、家具などの塗り替え
※屋外用の水性塗料もあります
油性塗料
耐久性に優れ、塗料の密着力が良いので屋外の塗装に適しています
ツヤが出て、高級な家具感が出ます
水性に比べて少し値段が高いです
特徴
- ややにおいがある
- 乾燥時間が比較的長い
- 専用のうすめ液で希釈する
- 水性塗料に比べ塗膜が強い
- ハケが再利用しにくい(ペイント薄め液というのでハケを洗う必要があります)
おもな用途
- 屋外で使用する木製品の塗装
- ウッドデッキなどの塗り替え
- 屋外の壁、金属、コンクリートなどの塗り替え
※水性塗料にもにおいがありますが、油性ほどにおいは無いです
しっかり換気をして塗装をするか、屋外での塗装をおススメします
塗料を購入する際の注意点
塗料容器に記された情報をチェックしてください
乾燥時間、塗れる面積、塗装できないものをうすめたり、後片付けに使うのが水かペイントうすめ液かなど、 大事な情報が書かれています
塗り面積からは必要な量を計算し、乾燥時間からは重ね塗りの間隔や完成までの時間を確認します
屋内壁用塗料
においが少なく、壁紙の上から塗れる塗料
防菌・防カビ効果が含まれた浴室に適した塗料などがあります
色数も多いので好みの色を選んでください
室内壁用
壁紙の上らも塗れるタイプの塗料も多く、手軽に屋内の塗り替えを楽しめます
床用ニス
木の床やフローリングの表面に油膜を作って床材を保護します
和室壁用
砂壁や繊維壁の塗り替えに適しています
屋外用塗料
耐候性や耐水性など風雨や日差しに強い塗料です。 木材に浸透して防虫防腐効果を高める塗料もあります。 用途に合わせて選んでください。
一般木部用
防虫防腐効果がありウッドデッキ や小屋などの塗り替えに適しています
屋外壁用
紫外線や排気ガスなどに強い耐久性のある内外の塗料です
コンクリート用
耐摩耗性に優れコンクリート表面を保護します
鉄部用
さびの発生を防ぎ門扉などの鉄部を保護します
そのほかの屋内用塗料
ニス
木材を保護し木目を活かした透明感のある仕上がりになります
※ツヤありとツヤなしがあります
これを作成した際に天板の塗装で使用しました
着色用ニス
木材に着色とツヤ出しが同時にでき、木材を保護します
自然系塗料
体や環境に配慮した塗料です
DIYで作った物を子供が舐めてしまっても安心です
スプレー塗料
吹き付けるだけで表面がなめらかに手軽に塗装できます
水性、 アクリル系、ラッカー系などがあります
スプレー型のメリット
- ハケが不要
- 凸凹面でもきれいに仕上げられる
スプレー型のデメリット
- ガス抜きがめんどくさい
- 塗装する木材が多いと足らない
- 上手く塗らないとムラができる
一般用
木製品や紙・プラスチック・ブロックなど塗れる素材も多く、においの少ない水性もあります
金属用
サビや紫外線に強く耐久性に優れたタイプです
風合い塗料
表面をマットに仕上げたりメッキ風、テラコッタ風など独特な風合いに仕上げることができます
珪藻土・塗り壁材
調湿や消臭、ホルムアルデヒドの吸着といった機能を持つ自然系の左官素材です
塗る際にコテで質感や塗りムラを出すDIYならではの楽しみ方があります
珪藻土・塗り壁材の特徴
- 調湿機能がある
- においを吸着する
- 化学物質を含まない
- 乾燥後に表面の粉が手などに付着する
コテ・コテ台
珪藻土をのせるコテ台と塗るためのコテを使います
下地処理剤
塗料を塗りやすくし、機能を長く維持できるようにするためのものです
一般的にシーラー、プライマーと呼ばれています
塗装の下地に使えます
塗装が剥がれにくくなります
屋内外壁用
ブロックやモルタル、コンクリートなど劣化した下地に浸透して強くします
ヤニアクどめ
木からのアクやタバコのヤニ等のしみ出しを防ぎます
作品づくりにおすすめ
黒板塗料
塗るだけで黒板になる塗料です
木部以外に塩ビクロス壁や石膏ボード、 段ボールにも塗れます
DIYのアイデアが広がる塗料です
マグネット塗料
塗るだけで磁石が付くようになります
DIYのアイディアが広がると思います
少し値段が高いです
アイアンペイント
塗るだけでアイアン感がでる塗料です
値段は少し高いですが、トントン叩きながら塗るようにすると少量で結構塗れます
DIYをする際に一番使っている塗料です
アイアンペイントを使用して作成した際の記事です
ワックス塗料
液体ではなく、固体の塗料です
擦るように塗るので、自分の好きな濃さに調節出来るのもいい点です
こちらの塗料もよく使用しています
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございました
コメント